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ナメクジについて
ナメクジは、体がぬるぬるしたり粘液を出すため、歩いた後に銀色の筋を残したり、生息している環境がじめじめしていて不潔であることから、不快な生物として嫌われます。また、花壇や畑、ハウスなどでは、花や野菜、キノコを加害し台無しにすることもあります。
ナメクジは広東住血線虫などの線虫の中間宿主にもなるため、傷のある手で直接ナメクジを触れると危険です。
ナメクジ -Meghimatium bilineatum-
ナメクジ科の一種で、代表的なナメクジです。体長は40~50mm程です。日本各地に分布し、都市から農山村、草地、森林などさまざま環境で生息が見られます。屋内へも侵入してきます。
チャコウラナメクジ -Limax marinatus-
コウラナメクジ科の一種です。ヨーロッパ原産で、人為的に移入され各地に広まった帰化動物です。体長は70mm程と比較的大きく、住宅周辺にもっとも多いナメクジです。背面に明瞭な2本の筋があるのが特徴です。
ナメクジの駆除
ナメクジ駆除
▼簡易に退治
ナメクジは塩をかければ体内の水分が減って、退治することができます。
台所や風呂場、玄関などで1~2匹見た場合は、塩をかけるか、熱湯をかけて駆除してください。塩はナメクジの体が隠れるくらいたっぷりかけてください。
▼駆除剤の使用
【植木や畑、庭など】多数発生するナメクジにはナメクジ専用の駆除剤で退治してください。駆除剤は使用場所・施工範囲に応じてお選びください。
【広範囲の施工】には、業務容量の顆粒タイプ(ナメクジ駆除剤)がおすすめです。
※ゴキブリやハエなどの殺虫剤は有効ではありません。
【庭に犬を飼っていたり、周囲に野良猫が多い】ところでは、容器入りのものや犬猫に安全性の高いナメクジ駆除剤をご利用ください。