
害鳥によって衛生面に関わってくる鳥の害は、主に
(1)糞による害、(2)鳥に寄生するダニ類の問題です。
(1)糞害
洗濯物や車、外に陳列した商品が汚されるといった被害と悪臭による被害があります。糞による二次被害としては、害虫の誘引・発生、ネズミの誘発なども引き起こします。
(2)寄生するダニの被害
鳥由来のダニで、トリサシダニやワクモ、スズメサシダニなどが挙げられます。ダニは生息密度が高くなったり、宿主(鳥)が死んだりしてしまった場合に、吸血源を求めて屋内に侵入し人を刺すことがあります。
これらの被害はともに軒下やベランダなどに営巣した際によく起こります。しかし、自然に生息している鳥類は鳥獣保護法によって守られているため、殺したり捕獲したりすることは禁止されており、対策が難しくなります。
また、近年話題になったウエストナイル熱や鳥インフルエンザにも鳥が関与しているとされています。ウエストナイル熱では、ウイルスを保菌した鳥を吸血した蚊によって人々への感染が広まりました。鳥インフルエンザでは、渡り鳥がウイルスの媒介者となったため世界各地に広まっています。